経費計上可能かの判断が難しい

フリーランスを始めたITエンジニアは仕事にかかった費用を経費に計上することで税額を減らせるようになります。日頃からこれは仕事に必要なものだから経費として、あれはプライベートで使うものだから経費にしないといった区別をしなければなりません。細かく見ていくとどこまで経費に計上できるのかを判断するのが難しく、経理業務をする上での大きな苦労になりがちです。特に自宅勤務をしているフリーランスエンジニアの場合には判断が困難になる傾向があります。プライベートでも仕事でも使うものが多くなり、どれを経費計上して良いかがわからなくなってしまうのです。

基本的には根拠を用意した上で経費として計上することになるので、これは確かに仕事のためのものだとわかるものだけを選び出さなければなりません。しかし、自宅で働いている場合には電気代や水道代、さらには家賃も一部は経費として考えることができます。仕事をするのに使ったパソコンや照明の電気代はいくらかなどと計算しているとかなり厄介なことになってしまうのは確かです。

その大変さがわかってしまい、大半のものを経費にするのを諦めてしまう人も少なくありません。本格的に税金を減らそうと思って努力をするよりも、フリーランスを始めてやりたい仕事を探して取り組めることの方が魅力的に感じてしまうのです。しかし、中には税理士などに依頼して何をどこまで経費計上できるかを教えてもらうという工夫をしている人もいます。