実際に経費として計上できる項目は?

フリーランスのエンジニアとして働く場合には、経費に関する対策を練っておくことが重要なポイントです。その理由は、年度末に確定申告を行う場合に、税金の還付などを受けられるからです。確定申告で計上した経費は、控除の対象になりますから、とてもお得です。控除される金額が大きくなると、還付金も増えます。さらに、新年度に支払う税金や、国民保険料の金額などにも影響を与えます。経費について万全の対策を行いましょう。

まずは、確定申告を行う時に、フリーランスの経費として計上できる項目をリストアップしておきましょう。さまざまな項目が経費として認められていますので、事前に調べておくことが大事です。フリーランスのエンジニアに必要なアイテムとして、パソコンやプリンターなどの情報機器が挙げられています。フリーランスの仕事に必要なため、新たに購入した場合には消耗品費もしくは減価償却費として計上しましょう。情報機器の値段によって、項目が変わりますので要注意です。

さらに、自宅を事務所として利用しているなら、電気代や電話代なども経費として計上することができます。一年分の領収書を保管して、経費にしましょう。ほかにも、旅費や交通費、接待費や資料として購入した書籍などもフリーランスの経費として定められています。顧客と食事をした場合は、領収書を発行してもらう習慣を身につけるようにしましょう。取引先を訪れた時は、交通費を計算しておくことが大切です。